キャリアコンサルタント面接試験対策―添削してわかる逐語録の効用
秋雨前線につづき台風16号が九州に接近しています。頭を低くし通り過ぎるのを待つしかありませんね。
待つと言えばキャリアコンサルタント試験の結果が来週まつ発表ですね。
さて、今日は11月の受験の塾生の逐語録を添削チェックしていたらこんなシーンがありました。
CL8:まぁしょうがないかぁとは思っているんですよね。結果がでないからですね。
CC8:上司からノルマノルマと言われ、成果が出ず最下位なので、言われるのもしょうがないかなと思われているのですね
CL9:そうですね。
CC9:半年間営業をされているということなんですけど、上間さんは営業というお仕事を選ばれたのはどういう事なんですか?
CL8の言葉をCC8で自己一致を図っていますね。
CL9は「Yes」と言った切り次がでてこない場合です。
そこでCC9は次の展開に移ったのですがCC9の質問は唐突感がありますね。
逐語録に落とした後ご自分で発見され、こんなふうに添削されました。
CC9:(間3秒)上間さんは半年間営業をされて、現在、仕事が向いていないと感じてらっしゃるという事でしたが、営業のお仕事を選ばれたきっかけなどがあったんですか?
①「間」を置いて、力を貯め、②「上間さんは半年間営業をされて、現在、仕事が向いていないと感じてらっしゃるという事でしたが、」と振り子を一旦戻し、流れ乗って③「営業のお仕事を選ばれたきっかけなどがあったんですか?」と押し出す。これで新しい流れに乗る感じですね。
「困ったら要約の振り子」と似ていますね。
(添削結果)
CL8:まぁしょうがないかぁとは思っているんですよね。結果がでないからですね。
CC8:上司からノルマノルマと言われ、成果が出ず最下位なので、言われるのもしょうがないかなと思われているのですね
CL9:そうですね。
CC9:(間3秒)上間さんは半年間営業をされて、現在、仕事が向いていないと感じてらっしゃるという事でしたが、営業のお仕事を選ばれたきっかけなどがあったんですか?
唐突感が減少し、新しい流れに移った感じがしますね。
いかがでしょうか?
頑張りましょう。応援しています。