カウンセリングの基本について思う

2024年05月03日 14:30

キャリアコンサルタント国家資格、キャリアコンサルティング技能士を目指されている方へ
これから受験される方、合格され業務につかれている方へ、カウンセリングの基本を忘れていませんか?

カウンセリングの役割はカウンセラーに行動変容を援助することですね。

①治療的的カウンセリングを目指す行動変容「問題解決」
②開発的カウンセリングを目指す行動変容「成長の援助」

これはコーヒーカップ方式を命名された国分康孝著「カウンセリングの原理」のここにアップしました。

例えば、面接試験の場面でクライアントに向き合う時や論述試験問題を解く時に主訴やCLの問題には、
まず①の治療的カウンセリングを行い、開発的カウンセリングを目指しており、混同しないことです。

さて、①治療的カウンセリングについて皆さんは
1.初めてお会いした目の前のクライアントにどうやって関わりますか?
2.どうやって心を開いて頂きますか?
3.どうやってラポールを形成しますか?
4.どうやってC Lの本質的な問題がわかりますか?
5.どうやってCLに気づきを促しますか?
6.どうやって行動変容しますか?
7.どうやって方向性や目標にクライアントの合意を得られますか?

論述試験の採点官や面接試験の試験官は上記をみて(読んで)評価しています。

さて、1から7に対応するためにどのカウンセリング理論を元に身につけられましたか?

(1)「来談者中心療法」(byロジャーズ)を理解し、どの程度身につけられていますか?
(2)「マイクロカウンセリング技法」(byアイビー)を理解し、どの程度身につけられていますか?
(3)「システマチック・アプローチ」(byベザンソン&デコフ)を理解し、どの程度身につけられていますか?

キャリアコンサルタント合格を目指している方。
キャリアコンサルタントに合格して実務に就き、すっかり忘れて2級にチャレンジされる方。
1級にチャレンジされる方。

向き合うクライアントに違いがありますが、求められる基本的カウンセリング力は実は同じだと思っています。

まとめです。
上記①②を理解し、1から7を行うスキルを身につけるには、(1)(2)(3)の基本的カウンセリング能力を磨いてください。

受験生の皆様へ
これから始まろとしてる資格取得(国キャリ、2級技能士、1級技能士)を目指し頑張ってください。
応援しています(^^♪