キャリアコンサルタント面接試験「面談の序盤はCLと関係性を深める」

2017年10月01日 19:00

第6回のキャリアコンサルタント実技試験はJCDA?それともキャリ協を受けられますか?

共に大事なことは面談の序盤は関係性を深めることですね。

では少しロープレをやってみましょう。

CL1「先日上司から主任の昇進の打診があり、お受けしようかどうしょうか迷っていて相談にまいりました」

皆さんはどのような受け止めをされますか?

CC1「主任昇進の打診があったのですね。おめでとうございます!」

CC1 「主任昇進の打診があったのですね、何が評価されたのですか?」 

CC1「主任昇進の打診があったのに迷っていらっしゃるのですね。キャリアアップはしたくないのですか?」

CC1「どんなことを迷ってらっしゃるのですか?」

《解説》

①はCLにとってはおめでたいことでもないかも知れませんので、CCの主観で言ってはいけません。

②は来談目的「受けようかどうしようか迷っている」に添っていないのでこのタイミングではありません。

③はCCの意見を言うべきではありません。

④は一番まともな問いのようですが、序盤の「受け止め」がありません。

面談の序盤にCLと関係性を深めるには、「受け止め」て、来談目的に添って「問う」ことが大事です。

《解答》丁寧に、ゆっくりと温かく尊敬心を持って受け止めて、問いましょう。

CC1「玉里さんは先日上司の方から主任へ昇進の打診があったのですね。でも受けようかどうしようか迷っていらっしゃる?(間)どのようなことを迷っていらっしゃるのですか?」

いかがでしょうか?